『読書革命』という本を読みました。公認会計士の金川顕教さんが書かれました。その本の紹介と感想です。

 

本屋にぶらりと寄ったら。『読書革命』という本が平置きされていました。表紙の少年が縁メガネをかけているのをよく見かけてたのでちょっと注目。帯には本が10倍速く読めて、本の内容が忘れないとありました。これは私の悩みにマッチしてると思い手に取りました。

 

パラパラとめくっていると、「著者の主張は『はじめに』と『おわりに』を読めばわかる」とありました。なるほどなるほどと思い、ではこの本の筆者の主張はなんだと思い、『はじめに』と『おわりに』を読みました。目を引かれたのが「金持ちはみな読書家」ということ。お金持ちになりたいと思い、この本を買いました。

ちなみに根拠として、雑誌『PRESIDENT』が掲載した2012年の調査では「月に4冊以上本を読む人が年収500万円台では17.0%であるのに対して、年収1500万円台では34.6%」らしいです。

 

もう1点興味深かったことは「断捨離読み」です。本の全体の20%を読み、残りの80%を読むというもの。80%も捨ててその本を読んだことになるのか、意味があるのかと思いましたが、本の著者は全体の20%に主張の80%が込められてるらしいです。つまり、本の20%である必要なところを読めば筆者の主張の80%がわかるということです。情報は取捨選択しなければなりませんが、この本では、コツが書かれてありました。

 

要約読みは大事とありました。やはり、36項目で内容をまとめれば、本の著者の主張がわかるのかなと思いました。

 

アウトプットして本の内容を定着させるとありましたが、あまり人に本に内容を話す機会もないし、1人で人に話す練習するのはなんかさみしい気がするので、不採用ですね。ブログで発信という形でアウトプットですかね。

 

101%の法則」というのはよくわかりませんでした。1.01101%)を1年間積み重ねれば1.01365となるため、37.780.9999%)を1年間積み重ねれば0.993650.025となります。コツコツ頑張れば大きな力となって、少しずつさぼれば目標から遠のくという話らしいです。しかし、積み重ねは足し算であって、掛け算ではないのでは?と思いました。1.01×365368.65で、0.99×365361.35となり、差はないのでは?

 

この本の著者は12冊の本を読み毎日読んでいるそうです。読書の時間をつくるためにも、生活のルーティーンに組み込むといいとありました。朝ごはん食べたら10分読んで、お風呂から出たら10分読んで、寝る前に10分読んでとこまめに読もう的なことを言ってますが、正直めんどうくさいなと感じました。私は本を読むときはお風呂に入りながら30分読むのでおすすめです。トイレで用をたしながらもいいかもしれませんね。

 

自分にとって難しい本、理解しがたい本はやはりあると思います。そういう場合筆者はネットを活用して、レビューサイトやまとめサイト、you tubeなどの紹介動画を見るといいとありました。これは確かにそうだなと納得です。手っ取り早いですよね。